86年式スーパーカブカスタム50を買ったよ!!

ひさしぶりです。こたつです。

 

今回はスーパーカブを買った記事です。

 

先日、友人と原付の話をしていました。ノリでヤフオクを開くとタイミングよく悪くない価格のスーパーカブが出品されていました。「絶対落札できないだろw」とその場で入札しました。翌朝、ヤフオクを開くと「落札おめでとうございます」の文字がありました。

 

エンジンが付いた2輪車のことは何も知りませんが、ネットには世界の全てが書かれているので問題ありません。とりあえず市役所でナンバーをとってきました。

 

弘前市役所は本当にかっこいいです。行ったことない市民は市民税滞納でもしていく用事を作った方がいいと思います。いや、マジでかっこいいから。てかマジで、俺らの税金でクソかっこよくて機能的で重厚感と開放感を両立した素晴らしすぎる施設を前川國男設計で作ってんじゃねえぞ(私は弘前市に1円も納税していません)。

 

取引場所は岩手県北上市らしいので、鉄道やバスを使って移動しました。

日本を代表する綺麗なオレンジの建造物たち

この日は大館まで行って快活で休みました。休めましたが、寝れませんでした。ここの快活は大館市内で唯一24時間営業のカラオケなので治安が悪くなりがちですが、この日は普通の快活の治安でした。

 

いろいろあって水沢駅に着きました。実は友人が岩手に帰ってきているので、取引までの時間に遊ぶことにしていました。

 

なんと実家の現行poloで来ました。

綺麗な青で好き

 

せっかくなのでpoloの感想を書きます。まず、ふかふかじゃないのに身体に馴染むシートはさすがでした。乗り心地も良く、それでいて必要な路面情報は伝えているのが助手席にのっていても分かりました。街乗りの小さな停発進とDSGの相性が悪く感じられましたが、poloが主戦場としているであろう信号の無い道では気持ちのいい変速をしてくれていました。ワインディングを少しハイスピードで走っても安定した姿勢を保ち、タイヤの限界を全然感じませんでした。後でタイヤを見るとコンチネンタルのタイヤでした。なるほど。総括として、完全に不足の無い自動車でした。どの国産Bセグメントに乗っていても感じる小さな不満がすべて解決されてると感じました。しっかり走るし、車内も快適。派手な機能や高級感、特異なデザインはありませんが、国内で自動車を運転する人なら手放しでpoloを選んでおけば不満は出ないのでは?と思えるほどでした。これは将来所有したい自動車とも思いました。実際、ヤリスクロスハイブリッドが228万円からでpoloの最低グレードが233万円。整備費や燃料費のことは考えなくてはいけませんが、ここまで完成された自動車がこの価格で手に入ると考えると非常に賢い選択だと考えられます。この自動車については後々レンタカーで借りたりしてちゃんと評価したいです。

 

友人とは正法寺に行きました。バカでかい茅葺屋根が自慢のお寺です。初夏の晴れた日に、寺の中の涼しい空気を吸うのはマジで気持ちいいですね。休日でも人が居ない割に気持ちがいい場所なので茅葺屋根が好きな人とかは行った方がいいと思います。

 

金山跡にも行きました。

箱を開けて

スイッチオン

ボックスを勝手に開けて勝手に中のライトを付けるタイプの洞窟です。なんか怖かったし地面が水浸しだったので少し行って引き返しました。防水の靴とライトを持ってきて再トライしたいです。いつか。

滝の横にあるから大雨の後とかは気を付けたほうがいいかもね

 

 石と賢治のミュージアムにも行きました。高校の古文の時間、授業が全く理解できなかったので諦めて宮沢賢治全作品読破チャレンジをしていた僕ですが、全作品読破はできず、5年もたったので読んだ作品の内容も忘れました。ダメですね。

 

小さい施設なので係りの方が展示を丁寧に案内してくれます。岩手生まれの僕は宮沢賢治の作品と世界観が好きです。また読み漁りたい気分になりました。

ブラックライトに当てると光る鉱物

 

友人とは焼肉冷麺ヤマトの冷麺まつり(冷麺が半額で食べられる神イベント)で冷麺とかを食べて別れました。

冷麺の写真は撮り忘れたよ~

いきなりの思い付きで誘ったら忙しいのに来てくれてありがとうね。

 

鉄道とバスを使って取引場所に向かいます。

 

ありました

乗り方について少し教えてもらった後にガソリンを満タン入れてもらい(ありがとうございます)、出発しました。

田舎の景色によく似合いますね

 

現在時刻17時、大学の授業が翌日の10時から。まあ間に合うとは思いますが、初めてのバイクで200km走らなくてはいけません。自動車でも自転車でもこれ以上の距離は結構走っていますが、初めての乗り物というのは怖いものです。

 

田んぼの中を走って盛岡まで向かいます。原動機付き自転車というだけあって、すごく自転車っぽい乗り物です。少なくともこの日はだけは安全運転しなくちゃいけないと思うので、速度もちょっと速い自転車でした。しかし、自動車からの扱いが全然違ったので、そこは意外な気持ちでした。

 

無限にある田んぼの中を落ちていく太陽を眺めながら進みました。

岩手の夕方は気持ちがいい

 

そういえば地元の友人が数日前にスクーターを買っていたので合流しました。

名前の割に思い入れが無い食堂に行きました。

ラーメンが400円くらいで食べられるのでおススメです

食堂を出たのが23時過ぎ。眠いし暗くて怖いですが、頑張って帰ります。大学があるので。

 

初めての給油をすると、所有してるんだなという実感が強まりました。ちゃんと測っていませんが、燃費は50ちょうどといったところでしょうか。明らかに下手な乗りかただったので当然って感じですね。

 

何度も通ったことのある道ですが、暗いので怖いです。同じ時間帯に自転車で走ったこともありますが、体力を使わないので脳の大半が「怖い」に使われます。あと、ミラーを見ても真っ黒なのが怖いです。

 

コンビニに寄ると、隣に謎の施設を見つけました。

そと

なか


数十年かけてしみつけられたタバコの香りが強い休憩所がありました。非常に眠かったので、寝ました。

 

目が覚めると2時手前だったので、乗っているうちに明るくなるだろうと思いスタートしました。峠はさすがに4速に入れていると減速していくので、適当にシフトダウンして進みました。

原付は身体を動かさないので、自転車と同じ速度で走っていてもかなり寒く感じます。

 

 

 

 

 

と思ってたら4℃でした。そりゃ寒いよ。

最後の峠は斜度とカーブがきついので、全力で走りました。上りが滅茶苦茶楽しかったです。エンジン付きの上りはハマりそうです。

 

アパートに着いたのは6時ころ。時間的には余裕でしたね。燃費は60~70といったところでした。かなりアップダウンがあったのでまあ許容範囲だと思います。

あさのくうきすき

 

僕が買った86年式カブカスタムですが、聞くところによると結構いいモノらしいです。まず、この角目ライトは珍しいとのこと。言われてみるとそんな気もしないでもないです。カブカスタムということで、普通のカブは3速なのにこれは4速です。普段は、CVTと2×11段変速ばかりなのでよく分かりませんが。そして、この86年式カブカスタムというのはスーパーカブ史上最も燃費の良く、180km/lが公式が言っている燃費です。カブに燃費しか求めていない僕からしたら一番良いものを引いてしまったようです。まあ、実燃費は60~70とかですが。

 

カブという乗り物についてですが、やはり原動機付きの自転車だなと感じました。

しかし、身体の重心移動でバイクを扱えないのは違うなと思いました。ギャップを踏んだとき、段差に対して垂直の方向で踏まなくてはいけないとき、コーナーが思ったよりキツかったとき、自分の身体を動かしても乗り物を操作できないのは慣れませんでした。ハンドルとブレーキを頭を使って操作する練習が必要そうです。

サスペンションの存在も初めての感覚でした。カブの(2輪は大抵そうなのかな)のサスは柔らかく、サドルに乗るだけで結構沈みます。ロードバイクどころかフルサスMTB以上に路面の情報が消されます。さらに、エンジンが身体に近いところにあるので、振動が発生してさらに路面の情報が消されます。あと、エンジンの振動はサスでは消してもらえないので、長距離となるとそこそこしんどいです。

シフトとかブレーキの操作は初めてでしたが、200km乗るとさすがになれました。さすが、世界のスーパーカブ。そういう使いやすさは洗練されているなと感じました。

 

今回走ってみて、エンジン付きで走る上りのワインディングがマジで楽しかったです。早く自動車を手に入れるべきだなと感じました。あと、林道に興味があるので50ccのオフロードバイクとか買ってみたいかもです。自動車よりデカい馬力で高速道路を走ったりするのは怖いので絶対やりたくありません。バイクもそこそこに熱量で自分に合う遊び方を見つけたいです。